レバレッジ規制について

レバレッジはFXの最大の魅力といわれています。
レバレッジとは、元手が少ない状況でも、やり方によってはその何倍もの金額で取引できるFXのルールです。

そのレバレッジに規制が入ります。

レバレッジの魅力

FXはFX会社に証拠金を預け、その元手により取引を行います。
例えば元手が10万円でレバレッジ倍率が100倍、1ドル100円ならば、10万円の元手で10万ドルの取引ができるということになります。

このようにFXの魅力は、少ない投資額でもレバレッジによって、元手が小さくでも大きな利益を得る可能性があるというところにあります。

レバレッジの倍率が制限される

FXは個人投資家が少ない資金で一攫千金を狙える投資として、脚光を浴びました。
しかし逆に、一瞬の為替変動によって、多大な損失を負ってしまう個人投資家も多く、加熱するハイレバレッジ競争も大きな問題となっています。

このような状態を懸念した金融庁が、2010年8月1日からレバレッジの上限を最大50倍とし、さらに翌2011年8月1日からは、最大25倍に引き下げる規制を決定しました。

レバレッジ規制の影響

レバレッジ規制によって、一番影響を受けるのは、FX業者です。
高レバレッジを大きなウリにしてきたFX業者は、レバレッジ以外の魅力を個人投資家に訴えていかなければなりません。
レバレッジに大きな魅力を感じていた個人投資家が、FX取引から手をひいてしまった場合、手数料などの収入の激減も考えられ、廃業に追い込まれるFX業者も出てくることも考えられます。

ではFXを行う個人投資家はどう動いていけばいいのでしょうか。
まず、すでに口座をお持ちという方は、そのFX業者がレバレッジ規制によってどういった動きを見せるのか、その動向をしっかり把握しましょう。
あまり期待できないようでしたら、信頼のおけるFX業者に口座を移行することも考慮していきたいものです。

また、レバレッジ規制を受けることのない、海外のFX会社に口座を作るのも一つの方法でしょう。
海外のFXといっても日本から口座を作ることができるFX業者も多く、日本語の電話サポートを行っている所も多くなっています。

保有ポジションに注意

レバレッジ規制が実施されると、保有ポジションに対しても、規制は適用されます。
つまり、既に高レバレッジでのポジションを持っている場合は、レバレッジ規制導入によって、いきなりロスカットされる可能性があるということです。

強制ロスカットを避けるには、ポジションを一部清算するか、証拠金を増額するなどの対応が必要になります。
お使いのFX業者からも、案内は行われていると思いますので、内容をよく確認しておきましょう。