為替レートの見方

実際の取引では、為替レートに表示されている金額で取引を行うことになります。
条件のいい業者を使いたいと思うのは当然の事ですので、業者選びの際に各業者の為替レートを見て判断することもあるでしょう。

とはいっても、為替レートの見方が分からなければ確認することも出来ません。
最初のうちは見慣れてないので戸惑うかもしれませんが、それほど難しいものではありません。

為替レートの見方

以下は、外為どっとコムの為替レートです。

為替レート

<通貨ペア>
取引を行う通貨の組み合わせです。
「米ドル円」ですと、「米ドル」と「円」の組み合わせになります。
左に「米ドル」がきて右に「円」となっていますが、この順番にも意味があります。

「米ドル円」を買うという場合は、「円を売って米ドルを買う」ということになります。
反対に、「米ドル円」を売るという場合は、「米ドルを売って円を買う」ということになります。

外国通貨同士の組み合わせ例も出すと、「ユーロドル」を買うという場合は、「ドルを売ってユーロを買う」ということになります。
外国通貨同士の組み合わせの場合は、どちらの通貨を買っているのか間違わないように注意してください。

<現在値>
「米ドル円」だと、「92.38-40」となっています。
テレビのニュースなどでは、「1ドルが92.38円から92.40円の間で取引がされています」といった感じで言われていますが、「92.38円から92.40円の間でレートが動いている」という意味ではありません。

「1ドル買うには92.40円必要、1ドル売ると92.38円になる」ということであり、「買値」と「売値」を意味しています。
英語表記でも使われることも多く、「買値 = bid」、「売値 = ask」になります。

<Change>
前日の終値と、現時点の値段との値段差のことです。

「米ドル円」は「0.67」となっているので、「0.67円の円安ドル高」
「ユーロ円」は「-0.58」となっているので、「0.58円の円高ユーロ安」
になっていることが分かります。

<Open>
「始値」とも言います。
本日の取引開始時の値段のことです。

<Hi>
「高値」とも言います。
本日の最も高い値段のことです。

<Low>
「安値」とも言います。
本日の最も安い値段のことです。

<時間>
レートが更新された最終時間が表示されます。
なお、為替レートはリアルタイムで更新されますので、随時更新されていきます。

<買Swap>
1万通貨単位の買いポジションに対する本日発生分のスワップ金利が表示されます。

「米ドル円」の1万ドルの買いポジションを持っていれば、6円のスワップ収入が発生します。
「ユーロドル」の1万ユーロの買いポジションを持っていれば、0.15ドルのスワップ収入が発生します。

<売Swap>
1万通貨単位の売りポジションに対する本日発生分のスワップ金利が表示されます。

「米ドル円」の1万ドルの売りポジションを持っていれば、6円のスワップ損失が発生します。
「ユーロドル」の1万ユーロの売りポジションを持っていれば、0.15ドルのスワップ損失が発生します。

業者ごとに為替レートは異なる

為替レートは業者によって異なります。
為替レートは、注文時だけではなく、業者選びの際にも、確認しておいたほうがいいでしょう。
注目すべきポイントとしては、スプレッドとスワップ金利です。

スプレッドとは「買値」と「売値」の差のことです。
上記の為替レートですと、「買値(92.40円)- 売値(92.38円)= 0.02円(2銭)」ということになります。

スプレッドは小さいほど、良いレートということになります。
業者のサイトなどでは、よく「スプレッド○銭!」とPRしているのを見かけますが、これは最も良いレートのときであって、常に一定ではありません。
業者によっては、変動幅が激しいところもありますので、どの程度安定しているのか確認してみたほうがいいでしょう。

また、「買値」にも差はありますが、これは無視して構いません。
FXは、単純に言うと、「安く買って高く売る」のがいいので、「買値」の安いところがいいように感じてしまうかもしれませんが、いくら「買値」安くても「売値」も安いのでは意味がないからです。

次に、スワップ金利ですが、こちらも業者ごとに違いがあります。
デイトレードなど短期取引を中心にやるのであれば、スワップ金利はそれほど重要ではありませんが、中長期計画の場合はスワップ金利の高い業者を選んだほうが、その分蓄積される金額も多くなるので有利になります。