要人発言による影響

為替がいきすぎという動きを見せたとき、通貨当局が市場に直接介入してくることがあります。
これは為替介入といわれていますが、要人の発言によって為替誘導を起こしてしまうことがあります。

要人による口先介入

FXは、各国要人の様々な発言を受け、大きく反応することがあります。

要人の発言は、為替相場を動かすために意図的に行われる場合もあります。
これを、口先介入といいます。

金融政策がどうにもならない状況になると行われることが多く、経済指標の発表もなく市場が突然動いたという場合、要人が意図的に発言を行い、為替相場が動いたということが考えられます。

各国の要人発言による影響

政治の首脳陣である大統領や首相、中央銀行トップであるFRB議長や日銀総裁など、各国の要人による発言は為替相場に強い影響を与えます。

FOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれた後には、FRB議長が発言する機会も多く、為替相場に大きな影響を与えています。
相場情報が欲しい時、「FRB議長発言待ち」という表現さえも使用されるほど、この発言は注目されています。
これと同じように、日本の中央銀行トップである日銀総裁の発言も相場に影響力があるものとして注目されています。

各国の要人が発言する内容は、利上げの時期・利上げのペースや、景気後退を思わせる言葉、さらにはインフレ懸念を感じさせる言葉がないかという部分まで詳細に分析されます。
円に関しては、総理大臣・財務大臣・日銀総裁の発言が注目されます。

発言する側も、相場に介入し影響を与えるという意図をもち、重要な発言を行うことが多々あります。
ただ、このような各国要人による口先介入が頻繁に行われるようになれば、市場も次第に慣れ、影響は薄くなります。

要人発言の注意点

FXへ大きな影響を与える可能性のある要人発言。
要人発言は、市場が一方向に激しく変動している際に行われることが多くなります。

為替に影響を与える要人の発言は、どうしようもないものですが、要人による重要な発言が行われるタイミングやその言葉のポイントをよく理解し、対処していきたいものです。
要人の発言の中で、市場が注目しているテーマで、なおかつ意外性な発言があれば、十分に注意が必要となります。