スワップ金利で稼ぐ

スワップ金利とは、簡単に言ってしまうと金利収入のようなものです。
順調に行けば、お金を預けておくだけで定期的に金利収入を受け取ることが可能です。

なお、スワップ金利はスワップポイントとも呼ばれますが、ここでは「スワップ金利」の表現で統一します。

スワップ金利について

銀行にお金を預けておくと金利が発生するのと同じように、FXでも金利は発生します。

例えば、高金利通貨で知られる豪ドル(オーストラリアドル)を日本円で買った場合のことを考えてみましょう。
2009年1月時点だと、日本の政策金利は、0.1%です。
豪ドル(オーストラリア)の政策金利は、4.25%です。

このポジションを持ち続けた場合、金利に対しても売買が行われますので、日本円の金利(0.1%)を支払って、豪ドルの金利(4.25%)を受け取ることになります。
金利差は4.15%ということになります。
この取引する2つの通貨の金利差のことを、スワップ金利と言います。

今のところだと日本の金利は世界的にも相当低いので、外国の通貨を買うことによって発生するスワップ金利は、ほとんどの場合がプラスになります。
仮に、日本の金利が他国よりも高くなれば、スワップ金利はマイナスになってしまいますが、日本はもう長いこと低金利政策を続けているので、まだまだしばらくは逆転しないでしょう。

スワップ金利は業者によって異なる

スワップ金利は、業者によって差が結構ありますので、スワップ狙いでやるならレートの高いところを選んでおいたほうがいいでしょう。

スワップ金利のレートは日々変わっていくので、最新の情報を確認しておいたほうがいいです。
スワップ金利は日々発生していきますので、あまり変わらないと思っていても蓄積して考えると大きくなってきます。
何社か比較してみて、なるべくレートの良い業者を選んでください。

高金利通貨を選ぶ

スワップ金利を狙うなら、金利の高い通貨を選びたいところです。

メジャー通貨であれば、豪ドル(オーストラリアの通貨)やNZドル(ニュージーランドの通貨)が高金利通貨として有名です。
マイナー通貨だと、もっと金利の高いところがあって、南アフリカランド(南アフリカの通貨)、トルコリラ(トルコの通貨)、といった通貨が存在します。

各国の政策金利は、2009年1月時点だと次のようになっています。
豪ドル:4.25%
NZドル:3.50%
南アフリカランド:11.50%
トルコリラ:13.00%

この数字だけをみると、南アフリカランドやトルコリラといったマイナー通貨を選んだほうが良さそうですが、為替変動もあるので、一概にどれがいいとは言えません。

最近の出来事なのですが、アイスランド・クローナ(アイスランドの通貨)という通貨も高金利通貨として人気のある通貨でした。
しかし、金融危機などの影響により、為替は急落し、既にポジションを残していた人に対しては強制的に決済され、日本国内のFX業者ではアイスランド・クローナの取引を停止することになりました。
現在も未だ、アイスランド・クローナの取引は出来るところはありません。(2009年1月時点)

必ずしも、マイナー通貨が危険、メジャー通貨が安全、という訳ではありませんが、こういったことに巻き込まれないためにも、取り扱う通貨には注意しておいたほうがいいでしょう。

スワップ金利狙いでの注意点

スワップ金利狙いの場合、ポジションも決済せず、長期投資になることが多いと思いますが、長期に渡れば渡るほど状況も変わってくるので、日々チェックは必要です。
為替変動も起こりますし、スワップ金利の変動も起こります。

何もしなくても金利収入が見込めるのは魅力的ですが、日々のチェックは最低限必要な作業でしょう。